赤ちゃんとのお出かけに必須のアイテム・抱っこひも。SNSでは、アウトドア用品メーカー・モンベル(大阪府大阪市)の抱っこひもが「軽くて丈夫」「コンパクトで使いやすい」として話題になっている。
なぜアウトドア用品メーカーが抱っこひもを手掛けているのだろうか。モンベルは、「ハイキングで歩き疲れた子どもの抱っこに適した」商品が欲しい、といった提案から企画が始まったと明かした。
「自分たちが欲しいものを作る」が商品開発の基本
Xでは2025年10月25日ころから、子育て中とみられる人たちの間でモンベルの抱っこひも「ポケッタブルベビーキャリア」が話題に。「一番使ったのはモンベル」「娘の時かなり使った。コンパクトに畳めるから持ち運び用に便利」「腰が座ってからはmont-bellが最強!ほんとに楽!!」「軽くてコンパクトで丈夫!」「薄くて涼しい、シンプルで着けやすいのが良かった」といった声が寄せられた。
ポケッタブルベビーキャリアは、コンパクトに畳むことができるのが特徴の抱っこひもだ。公式サイトによると、対面抱きとおんぶに対応しており、対面抱きは腰がすわってから13キロ(6か月から24か月)、おんぶは腰がすわってから15キロ(6か月から36か月)が使用の目安。ブラック、カーキ、オレンジ、タンの4色が展開されている。
なぜ、アウトドア用品メーカーが抱っこひもを手がけたのだろうか。
10月31日にJ-CASTニュースの取材に応じたモンベル広報部の担当者は、モンベルのスタッフ全員がアウトドア愛好家で、「自分たちが欲しいものを作る」という考えのもとに商品を開発。抱っこひもの場合もそうだが、「開発した商品はフィールドテストを行い、改良を重ねています」と説明した。
モンベルでは抱っこひものほか、ベビー服やおくるみ、ベビーエプロンなどのベビー・キッズアイテムも開発されている。
ポケッタブルベビーキャリアについては、2015年に開発されたといい、「ハイキングで歩き疲れた子どもの抱っこに適した、軽量・コンパクトな抱っこ紐が欲しい、という提案から始まりました」と説明する。