大谷翔平はキム・ヘソンの「生涯の恩人」、韓国メディアが感謝...「ハッピーエンドの起点は1年前の助言」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)が2025年11月3日、大リーグのロサンゼルス・ドジャースの特集記事を組み、韓国出身キム・ヘソン内野手(26)にとって、大谷翔平選手(31)は「生涯の恩人」だと報じた。

  • キム・ヘソン選手(ドジャースインスタグラムより)
    キム・ヘソン選手(ドジャースインスタグラムより)
  • キム・ヘソン選手(ドジャースインスタグラムより)

大谷から「一緒にプレーしよう」

   キムは昨オフ、韓国プロ野球(KBO)リーグのキウム・ヒーローズからポスティングシステムを利用してドジャースに入団した。

   「スポーツ朝鮮」によると、キムは大谷と同じ代理人事務所に所属しており、大谷から「ドジャースで一緒にプレーしよう」と誘われたという。キムにはドジャースを含めた複数球団からオファーがあり、ドジャースを上回る好条件の球団もあったという。

   結局、キムはドジャースを選択。3年総額1250万ドル(約19億3750万円)で、2年間の球団オプション付きの契約を結んだ。

   「スポーツ朝鮮」は、「生涯の恩人だ、MLB進出初年度に『優勝エンディング』を味わったキム・ヘソン、全ては1年前の大谷の助言のおかげだ」などのタイトルで記事を展開した。

   記事では「キム・ヘソンにとって大谷翔平は『生涯の恩人』だ。運命を根底から変えた重要な助言をくれたおかげである。もちろん選択はキム・ヘソン自身が行ったものだ。それでも大谷の心からの助言がなければ、非常に誤った選択をしていた可能性が高い。その選択の差が天国と地獄を分けた。キム・ヘソンは結果的に正しい選択をし、野球選手として最高のハッピーエンドを味わうことになった」と伝えた。

   そして、こう続けた。

「キムはまもなく優勝指輪まで手に入れる」

   「キム・ヘソンは、まさにワールドシリーズ優勝チームの一員として激戦のフィールドを踏み、ついに優勝トロフィーを掲げたのだ。まもなく優勝指輪まで手に入れることになる。振り返ってみれば、このハッピーエンドの起点となったのは1年前、大谷翔平の助言に端を発したと言っても過言ではない。キム・ヘソンは、キャリアの命運を左右する助言をくれた大谷に、生涯感謝を伝えなければならないだろう」

   キムは今シーズン、マイナーで開幕を迎え、5月上旬に大リーグに昇格した。レギュラーシーズンは71試合に出場し、打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは.699だった。

   ポストシーズンでは、全シリーズでロースター(出場選手登録枠)入りを果たすも、出場は地区シリーズ第4戦の1試合だけだった。ワールドシリーズでも第6戦まで出場がなかったが、第7戦の延長11回にセカンドの守備に入り、グラウンドで優勝の瞬間を過ごした。

   24年に続き、ワールドシリーズ2連覇を達成したチームは、4日(日本時間)に地元ロサンゼルスで凱旋パレードを行った。

姉妹サイト