国民民主党の庭田幸恵参院議員が2025年11月3日、キャビンアテンダント(CA)時代の思い出をXに投稿した。「一度だけ特別便乗務で 平壌にフライトいたしました」庭田氏は、日本航空(JAL)の国際線客室乗務員とCAして働いていたことがある。公式サイトのプロフィールページでは、「成田基地にてモスクワ線など世界35都市フライトを担当」していたと明かしている。庭田氏は3日、高市早苗首相が同日東京都内で開かれた北朝鮮による拉致被害者の帰国を求める「国民大集会」で、すでに北朝鮮側に首脳会談したい旨を呼び掛けたとする時事通信の報道を引用し、「総理大臣が変わるとこうも変わるのか!!」と反応。「日本の政治の夜明けを 生きている間に見られるのかもしれないと期待を抱きます」とした。その上で、自身の過去の思い出を振り返った。「私はキャビンアテンダント時代に 一度だけ特別便乗務で 平壌にフライトいたしました」「機内に滞在のまま、とんぼ返りのフライトでした」「もちろん上陸はなく、機内に滞在のまま、とんぼ返りのフライトでした。もう35年も前の話です」という。庭田氏がいう「35年前」とは、1990年9月26日に金丸信・副総理が率いた、いわゆる「金丸訪朝団」が北朝鮮を訪れた際の出来事だとみられる。金丸氏と田辺誠・社会党副委員長が訪朝し、金日成主席と会談した。この時、特別機を飛ばしたのが、当時庭田氏が勤務していたJALだった。庭田氏は当時の様子について、「飛行機の窓のシェードも下ろしたままとの指示。シェードを下ろす際に見えたピョンヤン空港の戦車が今も忘れられません」とつづり、「コロナ禍に韓国ドラマ愛の不時着にハマっていましたけど、あれはドラマで現実はわかりません」とした。今後については、「安全確保の上で、第三国にて会談が実現することを心より期待いたします」と期待を寄せている。
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