落語家の立川志らくさんが2025年11月4日にXで、約5年前のテレビ出演時に「母親がいない子供は不幸」と述べてフリーアナウンサーの小林麻耶さんから涙ながらに反論を受けた場面について、映像の一部が拡散されているとして「誤解を招くキリトリ動画が出回っている」と言及した。
投稿を受けて、小林さんは5日に「誤解をまねく動画だとは私は思いません」などと長文で糾弾している。
「志らくを冷酷な人間に見せようという、実にタチが悪い奴が...」
志らくさんは4日、自身がMCだった20年10月29日放送のTBS系ワイドショー「グッとラック!」内での小林さんとのやり取りが一部拡散されているとして、冒頭のように投稿した。
当時については「彼女は妹(編注:小林麻央さんは17年に亡くなった)の子供さんのことを思い、母親のいない子は決して不幸ではないと主張したのだ。彼女に妹さんのことを連想させてしまったことは申し訳なかったのだが、放送をきちんと見ていれば、私は決して、ただ母親のいない子供が不幸だとはいっていない」としている。自身の考えを、
「母親を亡くしたが懸命に生きている子供の映像が流れた後のトークで、一般論としてもし幼い子供が母親を亡くしたらそれは不幸な話だ、母親がいた方がいいに決まっている、でもその子供はその不幸を吹き飛ばして健気に生きている、って趣旨の話をした。別にその子供に対して、母親がいなくて不幸な人生を送るなんてひと言も言っていない。
小林さんの気持ちはわかるが、その映像の、母親を亡くしてしまった少年があまりにも可哀想だ、頑張れという話をしたまで。母親のいない子が不幸な人生だとは言っていない。親がいなくても周りのサポートがあったり明るく幸せな人生を送っている子はたくさんいる」
と訴え、「彼女が再スタートを切ろうとしている時に、映像の一部だけを切り取って、志らくを冷酷な人間に見せようという、実にタチが悪い奴がいるものだ。小林麻耶さんには番組に貢献してくれて感謝しかありません」と結んだ。
小林さんは一時芸名を「國光真耶」に改名したが、3年半ぶりに以前の「小林麻耶」に戻すことを発表したばかりだった。