テレビ朝日系情報ワイド「羽鳥慎一モーニングショー」は、2025年11月6日放送で、晩秋から冬にかけて多い「3大ぎっくり」を取り上げた。3大ぎっくりとは、腰ぎっくり、背中ぎっくり、膝ぎっくりで、体が寒さにまだ慣れていないために起こるという。
「寒冷順化」がぎっくりを防ぐ
予防は「寒冷順化」。夏の暑さに慣れるための暑熱順化の逆で、体や筋肉を冬モードにチェンジすることで動きがスムーズになり、ぎっくりを防ぐ。
ゲスト解説の整形外科専門医の福田誠氏(スマートクリニック代表)は、寒冷順化に効果があるのは「外出して軽いウォーキングを15分程度、週2、3回」とアドバイスする。司会の羽鳥慎一アナが「玉川さんはウォーキングしてますよね」と、レギュラーコメンテーターの玉川徹さん(ジャーナリスト)に振る。
すると、黒のスウェットの上下にマスク姿の玉川さんが、大きく腕を振りながら早足で歩く映像が流れた。「モーニングショー放送前に社内をウォーキングする玉川徹」というテロップも重なる。玉川さんは毎早朝、テレビ朝日の廊下をぐるぐる歩き回っているのだ。いささか異様な光景だが、「健康オタク」を自負する玉川さんが気にしている様子はない。
「外の空気を肺に取り込む」のが効果
でも、「快適な気温の中でやってるから、順化っていう意味ではあまりよくないかもしれない」とちょっと心配になったようだ。福田医師は「外の空気を自然に肺に取り込むというのは、順化にはすごく効果があると思います」と指摘し、室内のウォーキングは疑問視した。玉川さんは「(これからは)テレ朝の社屋の外歩くか」と言い、羽鳥アナにも「外でウォーキングするっていうのが大事です」と言われると、「休みの日はそうしましょう」と納得したようだった。
(シニアエディター 関口一喜)