大リーグ挑戦の岡本和真、元巨人ヘッドが「ピンストライプ」猛プッシュ...「困ったときに相談できる人がいる」

   プロ野球巨人の元ヘッドコーチで野球解説者の元木大介氏(53)が、2025年11月5日にユーチューブを更新し、今オフ大リーグに挑戦する巨人・岡本和真内野手(29)について、「ヤンキースに行ってほしい」との見解を示した。

  • 巨人の本拠地・東京ドーム
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「ニューヨークに行けば松井がいる」

   岡本は今オフ、ポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦。日本球界屈指の強打者の大リーグ挑戦に、多くの米メディアが注目している。

   大リーグ公式サイト「mlb.com」は、岡本の移籍先として、ニューヨーク・メッツとデトロイト・タイガースが有力候補に挙がっていると指摘した。

   巨人の「4番」としてチームをけん引してきた岡本。来シーズンは、大リーグのどのチームのユニホームを着るのか。

   巨人のコーチ時代、岡本を指導した元木氏は「俺が行ってほしいのは、やっぱりピンストライプ。ヤンキース」とし、その理由について、次のように説明した。

   「ニューヨークに行けば松井(秀喜)がいる。松井が向こうにまだいる。ヤンキースとも当然、まだつながっている。困ったときに松井に相談できる。すごい人材と一緒にできる。だから、ヤンキースに行って頑張ってほしい。ポジションはどこでもいい。サード、ファーストはすごいきつい。外野も大変だけど。でもサードでやってほしい」

   松井秀喜氏(51)は現役時代、巨人でプレーし、02年オフにニューヨーク・ヤンキースに移籍した。ヤンキースで7年間プレーした後、エンゼルス、アスレチックス、レイズと渡り歩き、12年シーズンを最後に現役引退した。大リーグ通算175本塁打、760打点を記録した。

「スカウトはWBCとかでも色々見ている」

   巨人のコーチ時代、岡本の守備を見てきた元木氏は「和真は守備が下手ではない」と断言し、こう続けた。

   「レフトもできる。そういうのをスカウトは見ているはず。WBCとかでも色々見ているから。WBCでホームランを打っている。今季はケガしてどうなのかなと思ったが、復帰してからの活躍をスカウトは見に来ていたから、間違いなくオファーはきます」

   そして、スタッフから「忖度なしで岡本は大リーグで通用するか?」との問いには、「すると思う」と即答し、その理由を説明した。

   「今シーズンも、去年も見てみなよ。外国人ピッチャーしか打っていない。真っすぐに強い。だから(本塁打)30発。ケガなくいければ打つと思う。30発打てれば十分。打点を毎年、85点以上あげてほしい。松井がすごかったのがそこ。3年か4年、100打点をあげている。それはすごいこと。和真には、打点を稼げる、30発を打てるバッターを目指してほしい」

   元木氏が望むヤンキースからオファーは来るのか。今オフの大リーグFA市場が熱い。

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