仙台都市圏の一部を構成する、宮城県多賀城市のXアカウントが2025年11月5日、「クマらしき個体の目撃情報」についての確認結果を報告した。その結果に対し、「平和でよかった」「結果的に安全確認ができて安心です」などと驚く声が上がっている。
「結果的に猫でほっこりしましたが...」
多賀城市の投稿によれば、11月4日夜、同市鶴ケ谷1丁目で「クマのような個体の目撃情報があった」と警察から連絡があったという。だがその後、警察が付近の防犯カメラを確認した結果、「大きめの猫」だったことが判明したという。
この投稿は6日16時半の時点で700万回近く表示されるなど、大きな注目を集めている。
リプライでは、「結果的に猫でほっこりしましたが初期から情報発信に努めてくださりありがとうございます」「しっかり調べてくださいましてありがとうございます」「もう疑心暗鬼になるよね。これだけクマ事件あると」「平和でよかった」「猫なら良かったです」などの声が寄せられている。
多賀城市の公式サイトでも同様の結果を報告している。だが、念のため注意してほしいとして、「山林や草むらなどに立ち入る際は、周囲に十分注意してください」「クマを見かけた場合は、近づかず、速やかに市役所または警察署へご連絡ください」と呼びかけている。
また「クマに注意」とも呼びかけており、「本来朝夕に活動するクマが日中でも活動している不規則な状況が続いており、かつ人里近くで目撃されることが増えてきました」と説明した上で、「市内でクマを目撃した際は、産業振興課または危機管理課にご連絡ください」など注意喚起している。