元ヤンキース傘下3Aの前田健太が2025年11月6日、自身のインスタグラムを更新。メジャーで過ごした日々を英文の長文で振り返り、「来シーズンから日本でのキャリアを続けることにしました」と以前から明かしていたNPB復帰の意向を改めて示した。
先発陣の層が薄い球団には魅力的
今季はタイガースで7試合に救援登板して防御率7.88。その後にカブス、ヤンキースのマイナー傘下でメジャー昇格を目指したが叶わなかった。
近年の成績を見ると下降線をたどっているが、日米通算165勝をマーク。日本のファンの前で通算200勝を達成したいと以前から語っており、11年ぶりに日本球界復帰が実現すれば、大きなモチベーションになるだろう。
先発陣の層が薄い球団にとっては魅力的な投手と言える。
巨人は今季規定投球回をクリアした投手が11勝をマークした山崎伊織のみ。エースの戸郷翔征は好不調の波が激しく2度のファーム降格を経験するなど、8勝止まりだった。
しかも、左腕のグリフィンが今オフにメジャー復帰する可能性があり、即戦力の先発投手は1人でも多く欲しい。前田が加入すれば、今季日米通算200勝を達成した同学年の田中将大にとっても大きな刺激になるだろう。