FA行使のDeNA桑原将志、残留には「誠意と熱意」必要...移籍なら「強くて勝てるチーム」元ヘッド分析

   プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が、2025年11月12日にユーチューブを更新し、海外フリーエージェント(FA)権を行使したDeNA桑原将志外野手(32)の移籍先を独自分析した。

  • DeNAの本拠地・横浜スタジアム
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ファンは「絶対に球団は引き留めてくれよ。絶対に出すな」

   DeNAは12日、桑原が海外FA権を行使すると発表し、FA宣言選手として公示された。13日から全球団との交渉が解禁となる。

   スポーツ紙によると、桑原の今季年俸は1億2000万円(金額は推定)で、補償が必要なBランクとみられる。

   京都・福知山成美高校出身の桑原は、11年ドラフト会議でDeNAから4位指名され入団した。DeNA一筋14年、21年から5年連続100試合以上に出場し、チームのリーダー的な存在としてけん引してきた。

   4年契約の最終年となった今シーズンは、106試合に出場して打率.284、6本塁打、27打点、10盗塁を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは.730だった。

   DeNAの元ヘッドコーチでもある高木氏は、「やっぱりクワは、チームにとって必要だよ」とし、ファンの気持ちを代弁した。

   「クワはファンの心をつかんでいる。あれだけのハッスルプレーをしてくれるし、勝負強い。ファンの心の中は、『絶対に球団は引き留めてくれよ。絶対に出すな』という気持ちでいっぱいだろうと思う。一生に1度と言ってもいいくらいのFA権を得て、自分がいったんフリーになってみて、周りを見渡してみて、それで決断をすればいい」

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