「素人判断」で数十万円の大損!亡き父の激レアカメラを勝手に売却→家族ブチギレ 遺品整理の落とし穴

善意でも「独断整理」はリスクになる

   問題となったのは、「処分の判断」と「確認の手順」である。善意であっても、遺品を一人で扱うと、他の相続人に「勝手に処分した」と受け取られやすい。とくに骨董品やカメラ、時計などは価値の判断が難しく、あとから高額とわかって揉める例が多い。

   誤解を避けるには、整理前に「何をどう扱うか」を家族で共有しておくことが基本だ。写真で記録を残す、グループチャットで報告するなど、経過を見える形にしておくとよい。価値が不明な品はリサイクル店ではなく、専門店や鑑定士に相談したい。

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