iPhone Airは「問題のある機種」ではない
iPhone Airの薄さに起因するバッテリー持続時間の問題は、発売前から取り沙汰されていた。軽量薄型を目指した他社のAndroid端末で、同じような問題が露呈していたからだ。筐体が薄くなれば、バッテリーも薄くなり、バッテリー容量が小さくなるのだ。
ただし、iPhone Airのバッテリー持続時間が特段に短いというわけではなく、iPhone 16 Proとほぼ同等といえる。これはAIによる電力制御の賜物でもある。しかし、その技術をよりバッテリー持ちの良いiPhoneの開発に生かしてほしいという声が、軽量薄型iPhoneを求める声に勝っているようだ。