立憲民主党・泉健太前代表が2025年11月15日にXで、質問に立つ同党の国会議員に対して、人として「礼節」を重んじるよう呼びかけた。この投稿は、国民民主党・玉木雄一郎代表が、「私たち国民民主党はもとより、立憲民主党の中にも建設的な質問をされている方も多い」などとXで説明したことに反応したものだった。玉木氏提言、立憲議員は「みんなTwitterやめたらいいと思う」玉木氏がこの投稿をしたのは、11月12日開催のイベント「N高グループ政治部」にゲストとして出演したことが発端。「転換期における野党の役割」というテーマについて、日本維新の会・藤田文武共同代表や公明党・斉藤鉄夫代表とともに、それぞれの立場から野党や連立のあり方を語った。このイベントで玉木氏は、野党の質問は批判ばかりだという印象と実態とのギャップをどのように認識しているか、という質問に答える中で、つぎのように指摘していた。「一部の政党の一部の人が......もうぶっちゃけて言うと、立憲民主党さんも、非常に建設的なことをやっている人はいるんですけど。確か前の代表の泉さんが言ってたんですけど、みんなTwitterやめたらいいと思う。一部の攻撃的な人が目立つから、逆にコツコツコツコツ政策修正とかまさにやっておられる方いるんだけど、目立たないんですよね」玉木氏は13日、このイベントに出演したことをX上で報告し、「私たち国民民主党はもとより、立憲民主党の中にも建設的な質問をされている方も多い」とした上で、「政府・与党とかみ合う前向きな議論は、一般的に報道されにくいことも説明しました」と説明した。これを受け泉氏は15日にXで、玉木氏の投稿を一部抜粋し、「玉木さん、有難う」と感謝を示した。続けて、「でも、立憲の質問者全員は、本質(質問する意味)成果(国民に届ける内容)礼節(人として)をもっともっと重く考えよう!」と呼びかけた。
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