「中国がいちばん触れたくないのが...ここが処理されれば」 台湾有事答弁めぐるゴタゴタ解決の落としどころ

「みんな冷静であるということが大事」

   たしかに、総領事を国外退去にしろと主張する政治家やメディアがあるが、興梠教授は「中国がいちばん触れたくないのが、この件(総領事の暴言)なんです。ここが処理されれば、若干、次にいけるかなという感じはします」と見る。その落としどころは、「退去でなく静かな離任」だと提案する。日本からの要求ではなく、中国政府の判断として総領事を北京に戻せば、双方のメンツが立つというのだ。

   火曜コメンテーターの菊間千乃さん(弁護士)が、「みんな冷静であるということが大事だと思います」とまとめた。

(シニアエディター 関口一喜)

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