俳優の松山ケンイチさんが2025年11月17日、法律に違反せず誰も傷つけない悪口を表現する「誰も傷つけない悪口選手権」を開催したいとX上で呼びかけ、SNS上で注目を集めている。「周りの人を元気にしやがって」などコメント続々松山さんは、26年1月放送開始のドラマ「テミスの不確かな法廷」(NHK総合)の主演を務め、「前橋地裁第一支部に異動してきた特例判事補」という裁判官の役を演じる。こうした中、松山さんは17日、「誹謗中傷が飛び交うSNS時代だからこそ"誰も傷つかない悪口"を」と切り出し、「どうもこんにちは裁判官を日々演じているちょびっと法律家松山です」とあいさつした。続けて「SNSでは内容次第で、以下法律に触れる可能性があります」とし、「名誉毀損罪(刑法230条)」と「侮辱罪(刑法231条)」、「信用毀損罪・業務妨害罪(刑法233条)」、「不法行為による損害賠償責任(民法709条)」を列挙した。松山さんは、「それらのどれにも当たらず誰も傷つけずそれでも笑える悪口を生み出せた人が神選手権を開催したいです」と呼びかけ、「一発目の悪口は僕から行きますね」とした上で、「存在がポン酢」とコメント。そして、「Xの皆様お手隙の際に悪口を返信欄に書いてもらえますか?お手数ですがよろしくお願いします」とした。投稿のルールとしては、実在の特定人物を指さず、グループや属性を揶揄せず、過度な性的表現は避けるという条件を設けている。この投稿は18日15時時点で約480万件近く表示されるなど注目を集め、SNS上でもコメントが相次いだ。「あいつマジで性格がウエディングケーキ」「君どんなに頑張っても私には追いつけないよ年齢では」「周りの人を元気にしやがって」「長袖みたいな半袖着てるね」などの投稿が続々と寄せられている。
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