橋下徹氏、維新・吉村代表の歳費5万増「明確に反対」宣言に激励 「表明だけでなく法案提出の阻止を」

    元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が2025年11月21日にXで、日本維新の会の吉村洋文代表が、国会議員の歳費増額に反対を表明したことに対して「維新の実行力に期待」とエールを寄せた。

  • 橋下徹氏(2015年5月撮影)
    橋下徹氏(2015年5月撮影)
  • 吉村洋文代表(2019年撮影)
    吉村洋文代表(2019年撮影)
  • 橋下徹氏(2015年5月撮影)
  • 吉村洋文代表(2019年撮影)

「この阻止ができなければその他の改革もできない」

   国会議員の歳費をめぐっては、20日に読売新聞が、自民党と維新が今国会で歳費法を改正し月額5万円増額する方向で調整に入ったと報じた。読売によると、「身を切る改革」を掲げる維新への配慮から、引き上げ時期は次の国政選挙後になる見込みとしている。

   吉村代表は20日Xで、この記事のリンクとともに、「維新として増額の調整にも入っていないし、議員の報酬を上げるのは『明確に反対』だ」と表明した。

   続けて、「維新の国会議員だけが現在も2割報酬削減をしている」と説明し、「議員報酬を上げる前に国民の給与を上げよ」と訴えた。

   これが記事に取り上げられると、橋本氏はXで「維新の実行力に期待」とエール。「反対表明だけでなく法案提出の阻止を」と呼びかけた。

   さらに、歳費増額案の阻止について「維新が実行力を伴う集団であるかが試される第一関門」と位置づけ、「この阻止ができなければその他の改革もできない」とした。

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