料理研究家のリュウジさんが2025年11月24日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、YouTuberのヒカルさんを取締役に迎えた宅配ピザチェーン「ナポリの窯」の商品をレビューした。ヒカルの取締役就任で注文数が急増ヒカルさんは16日にXで「ナポリの窯」の取締役に就任したことを報告し、同日にはその内幕を紹介する動画をYouTubeで公開。18日にはナポリの窯公式Xが、動画公開2日経過時点の成果として「UberEats全体の注文数は前週比250%以上を記録し、最大2000%超えの店舗も登場」「さらに、公式サイトからの注文数も全体で200%超えに」と、注文数が伸びていると明かした。今回の動画でリュウジさんは、ヒカルさんが「ナポリの窯」の取締役に就任したことを受けて、同チェーンのピザを実食すると説明。はじめに「ナポリのマルゲリータ」を食べると「うまい」としつつも、「ナポリピザは窯で焼きたてを食べるっていう文化なんだよね。宅配に特化してないんだよね。それでも、ナポリっぽさを出しつつ、モチモチの生地で宅配に向けた作りにはしてあると思います」と説いた。ためしに家電ピザ窯で温め直すと「3倍はうまいね」と絶賛。その後、用意した4枚のピザも同様にピザ窯でリベイクしてから食べていた。「温め直すと結構うまい」と評価全てのピザを食べ終えたリュウジさんは「温めると美味しかったかなって感じですかね」と一言。一方で、日本人は宅配ピザに「ジャンクさ」を求めているとした上で「ナポリの窯」の味付けは「ちょっと控え目」と指摘した。特に「ナポリのマルゲリータ」は「具より生地を食べるっていうようなスタイル」「ちょっとジャンクさが足りない」と述べ、「個人的にはもう少し食べた時のインパクトがあるほうが、宅配ピザとしては売れていくのかな」と持論を展開した。さらに「ヒカルの影響力で売れているのはそれは間違いないと思うので。ヒカルは広告としてはすごく良いかなと思うんですけど」と続け、「今後、広告だけで売れるって絶対ないんですよね」とキッパリ。「商品の良さを引き立てるのが広告でなければならないと思うんですよ。大元が影響力にカマをかけているようでは良くないですし、影響力だけでゴリ押しするっていうような商法だといつかやっぱり『美味しいものじゃないよね?』みたいな感じになりかねないなと思う」と述べた。最後に「ナポリの窯」について「温め直すと結構うまい」と総評していた。
記事に戻る