脳科学者・中野信子氏「私が会うことが出来ていたら...」 追いつめられた山上哲也被告の「絶望」「危機感」に思い

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

「いまさらながら、何とかできなかったかと思う」

   司会の大下容子アナから「謝罪したことをどう思われますか」と聞かれると、中野さんは沈痛な面持ちで、「本当に、繰り返しになるようですけど、ほかにやり方がなかったのか」と語った。

「もし、(脳科学者の)私がもっと早くというか、もし会うことができていたら、もっと違う方法を取れたんじゃないかと思うことが時々あるんですけれども......。本当に、絶望しかない状態で、この追い詰められた気持ちになったことを、何とかできなかったのかって、いまさらですけど、思いますね」

と悔しさをにじませた。

   山上被告の公判は12月18日に結審、来年26年1月21日に判決が言い渡される。

(シニアエディター 関口一喜)

1 2
姉妹サイト