小沢一郎氏が批判、配布見送りの自治体相次ぐ「おこめ券」...「こんなに国民を馬鹿にした政策はない」

   立憲民主党の小沢一郎衆院議員が2025年12月21日にXで、政府が配布を推奨する「おこめ券」を、多くの自治体が配らないと表明していることに言及、自民党を批判した。

  • 小沢一郎氏(2016年6月撮影)
    小沢一郎氏(2016年6月撮影)
  • 小沢一郎(事務所)のX(@ozawa_jimusho)より
    小沢一郎(事務所)のX(@ozawa_jimusho)より
  • やり玉に挙げられた「おこめ券」
    やり玉に挙げられた「おこめ券」
  • 小沢一郎氏(2016年6月撮影)
  • 小沢一郎(事務所)のX(@ozawa_jimusho)より
  • やり玉に挙げられた「おこめ券」

「いい加減、自民党農政を終わらせるべき」

   12月16日に成立した国の補正予算のうち、物価高対策として2兆円拡充された「重点支援地方交付金」。うち、4000億円は食料品価格高騰に対応する特別加算となっており、使い道や対象の決定権は自治体にある。

   一方、農林水産省は「おこめ券」の配布を推奨。鈴木憲和農林水産相は「米だけでなく食料品全般を買うことができる」と明かしているが、おこめ券の配布をしないことを表明している自治体も多い。

   小沢氏はXでこのニュースを引用し、「こんなに国民を馬鹿にした政策はない」と批判。「全てがその場しのぎで、家計の苦しさも生産現場の厳しさも全く考えていない」と厳しい言葉をつづった。また、「いい加減、自民党農政を終わらせるべき」と断じていた。

   このポストに小沢氏の元には、「1回こっきりで給付したとやってる感出されてもね」「明確に中抜きが見えているのに、馬鹿馬鹿しくで、やってられませんね」といった声のほか、「お米券以外の選択肢を自治体に与えたことは良かったと思います」「検討してるだけで何もしない人よりよっぽど良い」という声も寄せられていた。

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