2025年12月21日に放送された「M-1グランプリ2025」決勝戦(ABCテレビ、テレビ朝日系)に出場したお笑いコンビ・ヤーレンズが決勝の舞台で着用していた「ネクタイ」に注目が集まっている。「圧倒的に、堂々と社会と結んでくださいました」ヤーレンズは、ボケの楢原真樹さんとツッコミの出井隼之介さんからなるお笑いコンビ。独特のキャラクターを演じたり、ゆるいテンションでギャグを連発する楢原さんと、穏やかにそれを受け止める出井さんの掛け合いで人気だ。M-1グランプリでは、23年から3年連続で決勝戦に進出している。21日に行われた25年大会の決勝では、柔道女子52キロ級で東京五輪金メダリスト・阿部詩選手がネタ順を決める「笑神籤(えみくじ)」を引き、トップバッターで登場。不利とされるトップバッターながら、「そろそろ結婚したい」としつつ大量のボケを繰り出す楢原さんと、相談に乗りつつヒートアップする出井さんのやり取りで会場を盛り上げた。843点を獲得し、決勝5位となっている。ヤーレンズのネタが終了した後、SNSで注目を集めたのがアートライフスタイルブランド「HERALBONY(ヘラルボニー)」による感謝のメッセージだった。「ヤーレンズ出井さん、楢原さん。M-1決勝の大舞台にヘラルボニーのネクタイを選んでくださいました」とし、「『障害のある人と社会を強く結ぶ』そんな想いを込めてヘラルボニーが創業最初につくったのがこのネクタイです。圧倒的に、堂々と社会と結んでくださいました。心からありがとうございました!」としたものだ。「ヤーレンズのこういうところマジで好き」ヘラルボニーは、福祉施設に所属するなど、障害のある作家と共に新たな文化の創造を目指す岩手県発のブランドだ。出井さんが身につけていた華やかなネクタイは、「滋賀県・やまなみ工房在籍の作家・山根孝文さんの『タイトル不明』という作品」だという。出井さんはヘラルボニーによる投稿を引用し、「こちらこそ、素晴らしいネクタイをありがとうございました!」と感謝のコメントを投稿。「想いはもちろん、妥協のない製品作りにも惹かれ続けています!」とした。投稿を見た人からは、「ヤーレンズのこういうところマジで好き もちろんネタも好き」「ヤーレンズこういうコンセプトのブランドのネクタイ使ってたのか! より好感度上がったわ、私も買おう!」「元々ヤーレンズのこと好きだったけど、こちらの投稿拝見してより好きになった」といった声が寄せられている。なお、出井さんは24年3月公開のメイクルーティン動画でも、ヘラルボニーのメイクポーチを愛用していることを明かしていた。
記事に戻る