音楽プロデューサーでラッパーのSKY-HIこと日高光啓さんが2025年12月25日、自身が代表取締役CEOを務める芸能事務所「BMSG」の公式サイトを通じて、年内のライブとテレビ番組の出演を辞退すると発表した。だがSNSでは、「年内と言ってもあと数日」「ただの仕事納め」などの声が上がっている。
「ただ休みがほしかっただけ」などの声が寄せられる
日高さんを巡っては、ニュースサイト「NEWSポストセブン」で公開された12月19日付の記事で、17歳の未成年女性アイドルを深夜に複数回自宅に呼び出していたと報じられていた。
この報道を受け、BMSGは19日、「相手方保護者の方のご承諾を得ていたと認識していたとはいえ、未成年の方に対して不適切な時間帯に面会を行うなど、一般社会の常識とは乖離した軽率な行動でありました」などと謝罪。
その後、同事務所は25日、この報道でファンや関係者に心配と迷惑をかけたとして改めて謝罪。日高さんの違法行為の有無について、複数の弁護士などの専門家の指示を受けながら内部調査を実施したところ、違法行為は確認されなかったという。
だが、今回の事態の重大性を受け止めるとし、(1)経営体制の抜本的な見直しとガバナンスの強化(2)代表者を含む全役職員への客観的監査機能の導入(3)コンプライアンス意識の再徹底と内部統制の構築(4)経営体制の再構築――を行う方針だと示した。
そして日高さんは、27日のライブイベント「COUNTDOWN JAPAN 25/26」と29日放送の音楽番組「発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2025~」(日本テレビ系)の出演を辞退すると発表した。
出演を辞退する理由について、「体制構築と再発防止に専念するため、また、代表である本人が表舞台に立つことで、所属アーティストの活動に不必要な懸念や支障を及ぼすことは避けるべきである」と判断したと説明している。なお、収録済みコンテンツは予定どおり公開するという。
この日高さんの出演辞退に対し、SNSでは、「ただ休みがほしかっただけ」「ただの仕事納めの発表...」「年内と言ってもあと数日ですが...」「たったの6日やん」「あと6日しかないじゃん」「活動辞退期間6日しかないの草」などの声が寄せられている。