桂浜水族館、クリスマス・イブに「きっと客は来ない」 自虐投稿が大ウケ、結局何人来た?

イブの朝は「見渡す限りの『無人』」「悲壮感があまりにも面白くて」

   同館の広報担当者は12月25日の取材に対し、過去5年間のイブとクリスマスの来館者数について、両日が土日の場合は約400~500人が、平日の場合は約100~150人が来館すると明かす。

   これに対し25年12月24日の来館者は約80人。担当者は「例年とあまり変わりはないのですが、あいにくの天気だったことや、スタートダッシュが遅かったこともあり、静かなイブだったように感じます」と述べた。

   今回の投稿があった24日朝の水族館の様子はどうだったのか。担当者はこう語る。

「開館前の清掃が終わり、見回りをしている時のことでした。閑散期とはいえ、普段ならこの時間帯でもカメラを向けると写りこむ程度にはちらほらとお客様がいらっしゃるのですが、イブの昨日は見渡す限りの『無人』。当館は築40年と施設自体が老いているので、館内BGMで流しているクリスマスソングもどこかもの悲しく聞こえ、その悲壮感があまりにも面白くて(撮影しました)」

   そもそも冬は「閑散期」だという。冬の平日は100~200人、土日は250~300人が来館する。一方でゴールデンウィークや夏休みなどの大型連休では、1日に3000人近くが来館する日もある。

   イブとは違い25日のクリスマスには、同日16時30分時点で約190人が来館した。投稿が注目を集めた結果、来館者は増えたのだろうか。

   担当者は「『話題のポストを見て来ました』というお声は聞いていませんが、よく遊びに来てくださる方が『バズってましたね』と笑っておられました(笑)」と明かす。

   また、水族館にいるスタッフに「バズったポストを見て遊びに来たよ」と声をかけてもらえると、「それはそれはもう、大変嬉しゅうございます!」と語った。

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