江口寿史氏「トレパク疑惑」問題で見解 「トレースは正当な段階」主張も...「十分な配慮」足らず謝罪

「弁護士を通じて双方合意の上、和解しております」

   発信までに間が開いた理由については、「各所との調整が長引き、自分の言葉でお伝えするのにここまで時間を要してしまいました」と説明。

 

   発端となったイラストについては、「ポスター発表直後にご本人からの指摘がルミネに届きまして、ただちにDMにてご本人に連絡を取って謝罪し、その後弁護士を通じて双方合意の上、和解しております」という。

   江口氏は関係者らに謝罪した上で、「この件を発端に起きた騒動は、トレース、トレパク問題の方に拡がり、更に大きなものになっていきました。雑誌の写真やネットの画像を参考にしたり、トレースと呼ばれる表現手法自体を『悪』だとする声やご意見も多数ありました」と続けた。

   「トレースというのは絵を描く上での正当な段階のひとつであり、『トレース=盗用行為 すなわち悪』、『トレース=すべてトレパク』という一面的なものでもありません」と主張し、「私の場合は下描きの最初期の第一段階と考えています」。トレースした「アタリ」を元に下描きを重ねていくため、「参考にした写真から人物の構図、輪郭などを修正して自分の絵に変換していく作業」を経ているとした。

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