アメリカとミクロネシアの関係に似ている
恵さんは「力による支配だけじゃなくて経済的にも(支配しようとしている)」と応じた。
番組はアメリカがなぜグリーンランドにそこまで固執するかを解説。アメリカが西半球での覇権を握ろうとするなかで、グリーンランドもその勢力圏に入ることや中国が手をつけているレアアースを含む鉱物資源が豊富に眠っていること、北極海航路が東アジアと欧州を最短で結ぶ新たな航路として各国が注目している地域であることなどを挙げた。
小谷さんはアメリカの今後の出方として「落とし所はデンマークの外交・防衛に関する権限を握ればそれでいいというもの。必ずしも購入しなくてもいい」と話し、アメリカとミクロネシアの関係に似ていると指摘した。
ミクロネシアの独立は認めるが外交と安全保障についてはアメリカに発言権があるという関係だ。ドルで住民のほっぺたをはる、とんでもないディールである。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)