ジャイアンがドラえもんをボコボコにしても、怖いから黙っていようでいいの?――トークバラエティー「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)の番組進行・阿川佐和子さん(エッセイスト)が2026年1月18日放送で、やりたい放題の米国トランプ大統領に何も言わない高市首相を、珍しく強い言い方で批判した。
東国原英夫氏は「強い者に巻かれるしかない」
番組は、ベネズエラの大統領を拉致して石油略奪を図り、イランに軍事介入の脅しをかけ、グリーンランド領有を公言する「傍若無人なトランプに日本は沈黙を貫いたままでいいのか?」をテーマに激論を交わした。
阿川さんは「各国は(トランプに対して)『良くないんじゃないか』と、『なんだろう』『なんだろう』『なんだろう』って(言っているのに)、高市さんは何もそれについては......、アメリカに対しては......」言わないと不満そうだ。
ゲストの東国原英夫氏(元宮崎県知事)が「言えるわけないじゃないですか」と、強い者には巻かれるしかないと説明すると、阿川さんは少し怒ったように、こんなたとえで反論した。
「ちょっと言い方はあれなんですけど、子どもたちに対して、たとえばクラスの中で、ジャイアンがいます。ドラえもんをボコボコにしました。そんときにのび太は『ジャイアンは怖いから何も言えない』って言ってて、それが正しいというふうに教育していいんですか」
「許せません、くらいのことは言ってほしい」
高市首相はベネズエラ攻撃の時も、「情勢の安定化に向けた外交努力を進めてまいります」というばかりで、「トランプ大統領に追随して、何も言えませんっていう状態でいいんですか?」と阿川さんはヒートアップ。
そして、「われわれは日米同盟がありますし、アメリカさんにはたいへんお世話になっています。でも、今回のこと(一連のトランプ大統領の言動)は許せません、くらいのことは言ってほしいと思うんですよ」と、テーブルをバンッと叩いた。
このあたりの高市評価も総選挙の争点になるのか。
(シニアエディター 関口一喜)