高市早苗首相は2026年1月19日に記者会見して、通常国会冒頭の1月23日に解散、2月8日投開票と表明したが、有権者が驚いたのは「総理大臣が高市早苗でいいのかを問う選挙」と、事実上の人気投票だと言い切ったことだろう。「あまりにも国会というものをないがしろにしている」1月20日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」でも、真っ先にこの発言が議論になった。火曜コメンテーターの菊間千乃さん(弁護士)も「今までの解散とはまったく違うなと思いました」と困惑している。「冒頭に、私が総理大臣でいいかどうかを国民に問うということをおっしゃって」「投票した後に、高市さんがどんな政策をやったとしても、もともと信任してもらったんだから何やってもいいでしょ、ということになるんじゃないかなという懸念は凄くあります」と話す。レギュラーコメンテーターの玉川徹さん(ジャーナリスト)も、「白紙委任状をくださいと言っているのと一緒ですよ。私は好きなようにやりますから、まず白紙委任状をくださいと。それは、あまりにも国会というものをないがしろにしていると思います」と批判する。「結局、人気投票しているような感じ」たしかに、衆議院選挙は国民の代表としての国会議員を選ぶもので、内閣総理大臣を選ぶわけではない。しかし、「(自民党と維新の会の与党で)過半数取ったら高市総理、そうでなければ(中道改革連合代表の)野田総理、斎藤総理とかいうことをおっしゃっていますけども」「私か、野田さんか、斎藤さんかのどっちかという言い方をして、結局、人気投票しているような感じがするんですよ」と、菊乃さんは納得がいかないようだ。ゲスト解説のテレ朝政治部の千々岩森生・官邸キャップは、「まさに(それが)戦略だと思います。党首対決に持ち込めば、もうこれは勝機は十分にある。与党過半数どころじゃなくて、もっといけるという戦略ははっきり見えましたね」と分析した。投票用紙に「高市早苗」と書かれた無効票が大量に出るなんてことには......。(シニアエディター 関口一喜)
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