原口一博氏立ち上げの「ゆうこく連合」、「たった2人のスタート」も... 末松氏の去就は不明、情報錯綜

   立憲民主党からの離党を宣言した原口一博衆院議員が立ち上げた「ゆうこく連合」への立憲・末松義規衆院議員の合流をめぐり、情報が錯綜(さくそう)している。

   末松氏側は事務所名義のX投稿で合流を否定している一方で、原口氏は直接のやり取りがあったと主張。LINEメッセージのスクリーンショットを公開するなど、双方の主張は平行線をたどっている。

  • 原口一博衆院議員。中道改革連合には参加せず、「ゆうこく連合」の政党化を目指す(写真:つのだよしお/アフロ)
    原口一博衆院議員。中道改革連合には参加せず、「ゆうこく連合」の政党化を目指す(写真:つのだよしお/アフロ)
  • 原口氏はXでLINEのやり取りも公開した
    原口氏はXでLINEのやり取りも公開した
  • 原口一博衆院議員。中道改革連合には参加せず、「ゆうこく連合」の政党化を目指す(写真:つのだよしお/アフロ)
  • 原口氏はXでLINEのやり取りも公開した

「たった2人のスタート。これを5人の政党要件にして......」

   原口氏は2026年1月15日、立憲民主党と公明党が立ち上げた新党「中道改革連合」には参加せず、自身が25年5月に立ち上げた政治団体「ゆうこく連合」を政党化し戦っていくとXで表明した。

   20日に衆院議員会館で行った会見では、「ゆうこく連合」の政党化を正式に発表。会見中に、「この『ゆうこく連合』に立憲民主党から合流してくれるのは、末松義規さんただ1人と。今のところそういう状況であります」と明かした。

   末松氏は15日にXで「年始の活動中、自宅敷地内に戻ったときに転倒、頭を打ったため、現在は入院して治療とリハビリを受けています」と報告しており、ケガの影響で今回の会見には出席できなかったとしている。

   原口氏は「たった2人のスタート。これを5人の政党要件にして、そしてこの選挙戦、走って走って走りまくりたいと思います」と宣言した。

「末松さんは、中道を入党届けを出している。嘘はダメ」

   原口氏が「たった2人のスタート」とした一方、末松氏側は同日、Xでゆうこく連合への合流を否定した。

「末松義規がゆうこく連合に合流するという事実はございません。既に中道改革連合に入党届けを提出し受理されております。原口一博事務所には書面にて抗議をいたしました」

   投稿には、「末松義規事務所」の署名が添えられている。

   原口氏はこの投稿を引用し、「とんでもない。末松義規代議士とのメッセージのやり取りもあります」と反論した。

   立憲の今井雅人衆院議員も20日、Xで「原口さん、自分の考えを貫くのはご自由ですが、人を巻き込んではいけない。末松さんは、中道を入党届けを出している。嘘はダメ」と投稿。

   寄せられた疑問に答えるかたちで、「私は、末松さんが憂国連合に参加するというのは嘘だと言っているのです。事実、本人が否定しています」と主張した。

「本当に中革連に行かれたのならひとことくらい断りがあるはず」

   原口氏は今井氏の投稿を引用し、「今井さん、そこまで私を辱めますか」と困惑を示し、「末松義規さんとは、直接、電話でお話ししています」と説明した。

   投稿に添えられたLINEメッセージのスクリーンショットでは、末松氏とみられるユーザーから、政策秘書の名前を出して「参加させるよう今から指示を出します!」などとするメッセージを公開している。

   その上で、ケガのため入院している末松氏について、「入院中で動けない。私もかつて経験しました。その最中に総選挙。どんなにか辛いでしょうか」とおもんぱかり、「仲間の理解を得て比例1位でお迎えすると約束しています」とも記した。

   21日の投稿では、「私に連絡が取れないとまたいい加減なことを言っている人がいるようですが、真実でないことを言い回るのはやめてください」と注意喚起。

   「末松義規さんとの友情は、かわりませんが、こちらにも時間のリミットがあります。本当に中革連に行かれたのならひとことくらい断りがあるはずです。いきなり抗議文を送りつけるような間柄ではありません」としている。

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