選挙期間中、ニセ情報や謀略的な宣伝が増える不思議 悪意を持った人には絶好のチャンスなのか

   選挙戦後半にかけて、SNS上でフェイク情報が飛び交う心配がある――。2026年1月31日放送の「サタデーLIVE newsジグザグ」(読売テレビ・日本テレビ系)は、2月8日投票の総選挙やその候補者がらみのニセ情報に注意するよう、専門家が呼び掛けた。

  • 総選挙や候補者がらみのニセ情報には注意を(写真はイメージ)
    総選挙や候補者がらみのニセ情報には注意を(写真はイメージ)
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公示後に、特定の政党の支持を拡散する投稿が急増

   SNS上の言論を分析する専門会社「JNI」によると、すでに不審な動きを見せているアカウントが複数あり、その一つは、それまで1日約40件だった投稿が公示日から3日間で約2800件に急増、内容は特定の政党の支持を拡散するものばかりだという。

   2025年の参議院選挙では、不自然な投稿や拡散は約9400アカウント確認され、うちおよそ5割が偽情報だった。

   なぜ、選挙期間中に偽情報や謀略的な宣伝が増えるのか。番組の取材に慶応大の水谷瑛嗣郎准教授は、「悪意を持った人たちにとっては絶好の場所で、(1)収益を得る(動画の再生数を増やせる)、(2)政治的な目的(対立候補をおとしめる)、(3)海外からの影響工作(選挙の混乱を狙う)」の3つを上げ、こう警告している。

「選挙戦の残りの期間で、国論を二分するような、とくに怒りの感情と結びつく論点が持ち上がると、それに乗じて、それを刺激する偽・誤情報を流すってことはありうるかなと思います」

   投票日まで残り少なくなると選挙戦はヒートアップして、それに伴ってフェイク情報や誹謗中傷も増える。

小澤征悦さん「刺激的な投稿ほど見たくなりますけどね」

   足立夏保キャスターは「では、デマを見抜くためのポイントなんですが、専門家はこのようにご指摘しています」と、水谷准教授のアドバイスを紹介した。

   「注目をひくものほど拡散されやすい。情報の根拠などを冷静に調べる時間を持つように。信頼性の高いサイトや国や自治体から発表されているかを確認してください」という。

   ナビゲーターの小澤征悦さん(俳優)は、「いやねえ、刺激的な投稿ほど見たくなりますけどね。しっかり冷静に見極めたいものです」と自分に言い聞かせていた。

(シニアエディター 関口一喜)

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