参政党の神谷宗幣代表が2026年2月5日、奈良県連会長を務めていた湯浅忠雄氏に向け、決別のメッセージをXでつづった。「私をバッシングして何か得るものがありましたか?」発端となったのは、湯浅氏による同日の投稿だった。奈良県在住の湯浅氏は、自身の投票用紙の写真を添え、「比例区。日本保守党。小選挙区は高市総理に入れましたが、比例区は自由民主党と書くことは、どうしてもそこまではできませんでした。高市総理の人気利用があからさま過ぎです」と日本保守党に投票を行ったことを報告した。自身の政治的スタンスについて、「私は参政党ですが、今回の選挙で、どの政党が、もっともその政党の名通りの事を訴えているかといえば、日本保守党以外にはあり得ませんでした」と説明。「参政党は参加する政党で参政党です。國民運動です」とつづり、「党員のみなさん、普段から政治に参加されていますか? 地元に貢献されていますか? 見る人はちゃんとみています」と訴えた。さらに、「私をバッシングして何か得るものがありましたか? 失うものの方が多いはずです。参政党は神谷党ではありません」と神谷氏を批判し、「参政党は党員あっての政党です。國民運動があってはじめて成り立ちます」とつづった。「ご自身の信条で、自由に政治活動されてください」神谷氏はこの投稿を引用し、「あなたはもう党員ですらないのですから、参政党の名前を使わないでいただきたい」とした。湯浅氏に向け、「立つ鳥跡を濁さず。ご自身の信条で、自由に政治活動されてください。参政党の名前を使わずに」と訴えている。湯浅氏は、かつては参政党の奈良県連会長を務めており、23年5月、衆院選に向けて奈良3区から公認候補として出馬すると発表されていた。しかし、12月に「候補者擁立の方針変更」を理由として公認を取り下げた。24年4月には、奈良県連会長を退任している。26年1月19日には、湯浅氏が離党を勧められたことをXで報告。SNSではさまざまな憶測が広がったが、湯浅氏はその理由について、「これまでの色々な活動を踏まえて『湯浅さんは、好きにやりたいなら、無所属でやったほうが良いのでは?』ということ」と説明した。「私は、離党手続きなど、一切やってませんよ」一方、湯浅氏は離党については否定している。「離党されたのですね」とのリプライに返信するかたちで、「離党はしていません。『やめるのがお互いのためだ』と言われましたが、そう思えないので、やめていません」としていた。今回の神谷氏の投稿に対しても、「私は、離党手続きなど、一切やってませんよ。いい加減にしてください。嘘はやめてください」と反論。「このまま神谷教を続けることは、日本のためによくありません。毎月、党員が党費を払うのは、神谷教を崇め奉るためではなく、日本を守るためです」と主張した。湯浅氏は、Xで「離党したというなら、私が提出した 離党届をみせてほしい」「私が離党したというのは、どう考えても、無理があります。私が言われたのは、『やめたほうがお互いのためだ』です」と訴えている。
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