自民党の公式YouTubeチャンネルが、2026年1月26日に公開した動画を巡り、公開から約10日で再生回数1億回を突破した。インターネット上では、選挙期間中に動画が大量再生されたことに、「広告の力だ」と指摘されている。
現役の国会議員からは、「これはやりすぎ」「明らかにお金の力」との声があがる。
「何らかのブーストがかかっている」
自民党のチャンネル登録者数は、2月6日時点で約20万人。話題となっている動画は同日時点で、1億3000万回再生されている。動画は30秒のメッセージ形式で、高市早苗首相(自民党総裁)が「挑戦しない国に未来はありません」などと語りかける内容となっている。
この動画が短期間に1億回再生された。ネット上では、1億回達成に35日間かかった二人組ユニット、YOASOBI「アイドル」を引き合いに、「すごいことが起きた」「広告費どんだけかかってるん」などの声が上がった。
スポーツニッポンの記事によると、ITジャーナリスト、三上洋氏は「他の自民党の動画を見ても、2桁、3桁数字が違う。何らかのブーストがかかっている、単純明快にわかるのは広告でしょう」と指摘している。
「規制について議論すべき」
参政党の神谷宗幣代表は2月2日、Xで「かなりの広告予算ですね さすが予算が潤沢な自民党です」と動画に言及した投稿に、泣き顔の絵文字とともに次のように反応した。
「これはやり過ぎ」
また参政党の安藤裕参院議員も「確かに、1億回再生は多すぎる」と4日、Xに書き込んだ。
国民民主党の足立康史参院議員は4日、
「一つのYouTube動画で1億再生は、確かにやり過ぎですね。明らかにお金の力で回しています。選挙資金について制限する議論が必要かもしれませんね」
と反応。5日にも時事通信社が動画について報じた記事の内容の一部を引用し、専門家の「SNSは政治や選挙を相当ゆがめており、看過できない。ルールの適正化について議論すべき時だ」との意見を紹介した。
その上で
「規制について議論すべき。選挙の公正性を確保する観点から、当たり前の発想です」
と私見を述べた。