衆院選の選挙戦最終日となった2026年2月7日、日本維新の会はなんば駅前広場(大阪市中央区)で最後の演説を行った。吉村洋文代表、藤田文武共同代表、横山英幸副代表が集まった聴衆に支持を呼び掛けた一方で、演説に抗議する人々がプラカードを掲げたり、旗を振ったりして抗議する場面もあった。
藤田共同代表「重たい自民党を動かして、捨て身でやる」
会場では、バッグの中身の確認や金属探知機によるチェックが行われており、厳重な警備体制が取られていた。演説に対する拍手が起こる中、その外からは「帰れ」や「END維新」、「嘘つき吉村」などがコールされていた。また、会場内でも演説中に突然、抗議の旗を振る人がおり、スタッフらによって外に誘導されていた。
藤田共同代表は、維新の役割として「高市政権のエンジン、アクセルとして、ともに戦い、今開こうとしている時代の扉を開くという思いでやっていく」と訴えた。
そして、「重たい自民党を動かして、日本の政治を動かして、とにかく捨て身でやる。これが維新の会だ」と述べた。
吉村代表は、維新が大阪で実行してきた改革に多くの時間を割いた。大阪府、市での財政改革や議員定数削減、大阪・関西万博の成功など「道のないところに道をつくる仕事をやってきた」と強調。
連立合意の文書の中に「副首都構想」が入ったことについて触れ、「国が副首都を目指すのであれば、大阪府と大阪市を一つになって強力な自治体を作って、本気で副首都を目指していこうじゃないか」と語った。
演説が終わると、聴衆から「吉村」「藤田」「横山」のコールが起こり、手を振りながら笑顔で応じていた。