2026年2月9日の情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)に声優歴38年のベテラン山口勝平さんが出演、ONE PIECEへのオーディションや日本アカデミー賞授賞式に出席した秘話を話した。
「ウソップは口がでかいので、いつもしゃべっている感じ」
山口さんはONE PIECEのウソップ、魔女の宅急便のトンボ、犬夜叉の犬夜叉役でもおなじみのベテラン声優。ONE PIECEが好きで、主人公ルフィ役のオーディションを受けたが不合格だった。ウソップ役はオファーが来たそうだがなかなか大変だったと明かした。
「ウソップはとにかく口がでかいので、いつもしゃべっている感じなんですよ。ついつい声が張りがちになって劇場のような長丁場になると、声がカスカスになってしまう」
声優同士は仲が良く、出演者同士の「謎ルール」が存在するという。ONE PIECEの「麦わら一味」の謎ルールは、アフレコ収録日に誕生日が重なった人は仲間にうなぎをおごる、というもの。山口さんは「普段からたこ焼きパーティーをやったりして仲はいいんですが、ルフィ役の田中真弓さんが言い出した謎ルール」と話す。
MCの設楽統さんが「収録日と誕生日が重ならなければ?」と問うと「もうそれはセーフです」と山口さん。月曜レギュラーの井戸田潤さんは「セーフって、嫌がっているじゃないですか」とツッコミを入れていた。
山口さんは「毎年、年の始めにスケジュールを確認します。誕生日重なっていないよな?と」、周囲は笑いに包まれた。今年は言い出しっぺの田中さんの誕生日が収録日と重なり、山口さんは「田中さんからうなぎをおごられた」。
授賞式に着ていく服がない、アルバイト代はたいて
もう一つのエピソードは、キャリア1年目で「魔女の宅急便」のトンボ役のオーディションを受け抜擢されたこと。この作品は日本アカデミー賞(1990年)の話題賞をとり、関係者は授賞式に出席することに。山口さんは「監督の宮崎駿さんは恥ずかしがり屋なのか、授賞式に出ない。代わりにキキ役の高山みなみさんと僕が出ることになった」と話した。
デビュー間もなかった山口さんはアルバイトもしていて、授賞式に着ていく服がない。「あわてて買いに行きましたよ。なけなしのバイト代はたいて買いました」。
設楽さんが「トンボの格好で行けばよかったのに」と言うと、山口さんは笑いながら受けていた。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)