2026年3月に開催されるWBCに出場する侍ジャパンの予備登録メンバー6人が、10日に発表された。
西武からアストロズに移籍した今井達也、ナショナルズ傘下の小笠原慎之介のほか、NPBから藤平尚真(楽天)、金丸夢斗(中日)、杉山一樹(ソフトバンク)、隅田知一郎(西武)の計6投手が選出された。
米国・マイアミで行われる準々決勝ラウンドに侍ジャパンが進出した場合、招集することが可能だという。
侍ジャパンの抑えの有力候補と目されたが
また、侍ジャパン入りに選出された平良海馬(西武)が春季キャンプ中に「左ふくらはぎの軽い肉離れ」と診断されて、全治2~3週間かかる見込みとなっている。WBCに間に合うか微妙な状況になっており、出場辞退した場合はこの6人の中から選ばれる可能性が高い。
選手選考の中で、予備登録のメンバーから漏れた投手の存在がSNS上で大きな反響を呼んでいる。
昨年(25年)、最多セーブのタイトルを獲得した松山晋也(中日)だ。
24年にセットアッパーで41ホールドを挙げて最優秀中継ぎ賞に輝くと、抑えに抜擢された25年は46セーブでR.マルティネス(巨人)と共にタイトルを獲得した。
常時150キロを超える直球と落差の大きいフォークを武器に三振奪取能力が高い。侍ジャパンでも昨年11月の強化試合・韓国戦に登板して1回無失点の快投を見せ、WBCでも侍ジャパンの抑えの有力候補と目されていた。
スポーツ紙記者は「松山が本大会のみならず、予備登録メンバーから漏れたのは驚きですね。相手をねじ伏せる投球能力だけでなく、精神力が強いですし、国際大会向きの投手だと思います。間違いなく球界を代表する投手なので、シーズンで頑張ってほしいですね」と期待を込める。
今大会では日の丸と縁がなかったが、野球人生は続く。伸び盛りの25歳右腕はさらなる進化を目指す。
(中町顕吾)