中国メディア「新浪体育」(ウェブ版)は2026年2月16日、ミラノ・コルティナ五輪・男子ショートトラックの特集記事を組み、中国選手が不当に扱われたとし「審判が不正行為を無視した」などと批判した。「冬季オリンピックの恥さらし!」同メディアが問題視したのは、15日に決勝が行われた男子1500メートルだ。中国から劉少昂(28)と孫龍(25)の2人が出場し、劉が7位に入り、孫は途中棄権した。孫は男子1000メートルで銀メダルを獲得しており、大きな期待がかかっていた。記事によると、残り5周となったところで「予期せぬ」事態が起こった。英国代表選手が、劉の追い抜きを阻止しようと、反則行為で劉を引き倒したという。劉が転倒した際、後ろにいた孫龍が巻き込まれた。同メディアは、レースの内容を「冬季オリンピックの恥さらし!審判は中国選手の挙手や露骨な不正行為を無視し、スポーツマンシップが単なる形式的なものになってしまった」とのタイトルで批判的に報じた。記事では「劉と孫は瞬時にレースから脱落した」とし、こう続けた。「負傷の孫は氷上にしばらく横たわったままに」「転倒した孫は、スケートブレードで足を切ってしまった。この状況を見て、孫と劉は直ちに審判に手を挙げて合図を送った。これは、孫に迅速な治療を受けさせるためであると同時に、審判に試合を中断させるためでもあった。しかし残念なことに、2人が手を挙げて合図を送っても、審判はまったく無視した。こうして孫は氷上にしばらく横たわったままとなり、劉は再レースを余儀なくされた」レース終了後、中国国内のインターネット上では、審判の判定が波紋を広げ、批判が噴出したという。多くのネットユーザーは「審判は露骨な不正行為であり、スポーツマンシップは形骸化している」と指摘したという。同メディアは最後に「もし負傷者が米国人、英国人、あるいは韓国人だったら、結果は違っただろうか?」と投げかけた。ショートトラック男子1500メートルは、イエンス・ファントワウト(オランダ)が金メダルを獲得し、黄大憲(韓国)が銀メダル、ロベルツ・クルズベルグス(ラトビア)が銅メダルを獲得した。
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