住みたい街ランキング2位浮上の八王子の人気は家賃 値上げ対抗には奥の手もある

   2026年2月19日の情報番組「ひるおび」(TBS系)は、最近高騰が続く東京都内と近隣の賃貸住宅事情を特集した。番組はこの日に発表された「2026年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版)」を参考にしながら話を進める。1位は前回と変わらず「葛西」、3位も「大宮(埼玉県)」で前回と同じだった。

  • 2026年の「住みたい街」ランキングが発表された(画像はイメージ)
    2026年の「住みたい街」ランキングが発表された(画像はイメージ)
  • LIFULLのプレスリリースより
    LIFULLのプレスリリースより
  • 2026年の「住みたい街」ランキングが発表された(画像はイメージ)
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八王子は家賃上昇率が低水準

   2位は前回の5位からランクアップした「八王子市」。その魅力としてJR中央線、横浜線、八高線の3路線が乗り入れしておりアクセスが良好な点を挙げた。もう一つは家賃上昇率が東京都の平均より低いこと。東京都は3年間で14.15%上昇しているのに対し、八王子市は5.26%で上昇率も低水準を保っている。その点も3位に浮上した要素として紹介された。

   番組は都に寄せられた賃料値上げの相談件数が2023年の677件から2024年には1366件と倍になっていることを紹介。特に賃料更新時の時の値上げに悩む人が増えてきている。

更新時期に厳しい家賃の値上げ、2倍も珍しくない

   この状況を見過ごせずに東京都も昨年10月に賃料値上げ特別相談窓口を設置。相談内容は「借主さんから値上げされて困っている」というものが多いという。東京都住宅対策本部の担当者は「今はもう賃料倍額とかそういうのが当たり前なイメージがありますね。20万円から40万円に値上げしたとか、5万円から10万円とか(よく)ある」と最近の賃上げ事情の厳しさを語る。そして、「更新のタイミングで結論を出さないといけないと思う方も結構いらっしゃる。更新時期に結論を出さなくてもいいですよ、と。納得いくまで入居を続けて交渉はできるからねと(説明しています)」と話す。

   もうすぐ異動シーズンがやってくる。引っ越し難民が増えそうな気配だ。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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