韓国スポーツメディア「sportalkorea」が2026年2月20日、フィギュアスケート日本代表・坂本花織(25)の特集記事を組み、「『日本のキム・ヨナ』を夢見たが、結局金メダルに縁がなかった」と報じた。
「メダルの色を分けたのは後半の連続トリプルジャンプ」
ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子シングルフリースケーティング(FS)が20日に行われ、日本のエース坂本花織(25)が銀メダルを獲得した。
ショートプログラム(SP)2位(77.23点)の坂本は、FSで147.67点を記録。合計224.90点で、優勝したアリサ・リュウ(米国、20)の226.79点に届かなかった。
銀メダルが確定した瞬間、思わず泣き崩れた坂本。スポーツ紙の報道によると、「最後まで力を100%出し切れなかったのが悔しい。完璧に決めたいという気持ちが強かった」などと語ったという。
フィギュアスケートの人気が高い韓国では、坂本の演技に注目が集まり、複数のメディアが速報した。
「sportalkorea」は「『日本のフィギュア女王』銀メダルを首にかけ号泣、『本当に悔しい』...引退の舞台でキム・ヨナを夢見たのに→金メダルを逃し涙が止まらない」とのタイトルで、次のようにFSの内容を振り返った。
「坂本はフリースケーティングで147.67点を記録し、最終的に226.79点で2位となった。金メダルを獲得した米国のアリサ・リュウとはわずか1.89点差だった。メダルの色を分けたのはプログラム後半の連続トリプルジャンプだった。最後のオリンピック舞台だっただけに悔しさが大きかった。演技を終えた彼女はコーチに抱きついて涙を流した。銀メダルが確定するとすぐに両手で顔を覆い、嗚咽した」
「団体、個人ともに目標達成として自分を褒めたいかなと思います」」
そして、こう続けた。
「坂本は世界選手権3連覇という偉業を成し遂げたが、最後まで埋められなかった最後のパズル(のピース)があった。それはオリンピック金メダルだった。坂本は昨年6月、ミラノ五輪を最後に、選手生活を終えると公式発表した。『日本のキム・ヨナ』を夢見て、今大会で五輪頂点に挑戦したが、結局金メダルとは縁を結べず、選手生活に終止符を打つこととなった」
25-26シーズン限りでの引退を表明している坂本。最後の五輪となった今大会では、団体戦銀メダル、シングル銀メダルを獲得し有終の美を飾った。
坂本は試合後、報道陣の取材に対応し、「目標にしていた団体、個人ともに銀以上はなんとかギリギリできたので。そこは目標達成として自分を褒めたいかなと思います」と振り返った。