中道改革連合の長妻昭衆議院議員が2026年2月27日、衆議院予算委員会で、高市早苗首相と小泉進次郎防衛大臣に意見をぶつけた。「高市首相はどういう感想をお持ちですか?」長妻氏は今回議論されている防衛予算が9兆円にものぼっていることに触れる。世界情勢が大きく揺れ動いている状況下であることに理解を示すが、「これまでの政府のやり方を見ていると、国会にきちっと説明していない。国民に説明せずにどんどん国会の決議もなく、法的なものも進んでいる、というふうに思っています」と、与党の安全保障政策に「前のめり」な姿勢に違和感を示す。続けて、「高市首相の姿勢を頼もしく思う人がいるのも事実だと思います」としつつ、「その一方で、不安に思っている人もいるのも事実だと思います」という。また、「我々も日本の国土を守って、国民の命と財産を守る。守り抜く。これは重要だと思っていますが、国民のみなさんの不安の気持ちにどう応えるのか、きちんと説明することが必要になってくると思います」と口にする。そして、2月に実施された衆議院選挙の期間中にSNSで、「#ママ戦争止めてくるわ」という言葉が話題を集めたことを取り上げ、「こういうことが広まることについて、高市首相はどういう感想をお持ちですか?」と質問した。まず小泉次郎防衛大臣は「今ご紹介にありましたハッシュタグですけど、絶対に戦争を起こしてはならない。新たな戦争や紛争を起こしてはならない、という思いで、我々も同じです」と強調。そのうえで、「今まさに地域の安全保障環境は極めて厳しく、この軍事バランスが崩れかねない中で、これからも戦争が起きないような地域の平和と安定を作るためには我々自前の防衛力の整備が必要。抑止力、対処力の構築をしなければならない。この必要性を丁寧に説明していきたいと思っています」と話す。次に高市早苗首相は「防衛力の抜本的強化をこれまで以上のスピード感で進める。我が国の抑止力を高めて、相手に攻撃を思いとどまらせて、事態発生そのものの可能性を低下させていく、という考え方に基づきます」と説明。また、「ご指摘のハッシュタグなんですが、『絶対に戦争を起こしてはいけない』『大切な子供さんを戦争に巻き込んではならない』。こうした思いは私も強く持っています」と語り、防衛力拡大に向けた「前傾姿勢」を見せた。この与党側の主張に対して、SNSでは「高市総理の抑止力推し、ますます応援したくなるわ」と高市首相に頼もしさを感じる人がいる一方で、「抑止力の前に外交力を高めてくれよ」「平和強調してるのに抑止力強化、これって平和の矛盾じゃん」といった声も寄せられた。
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