就任からまもなく2年、JAL鳥取社長の自己採点は「30点」 「当然できているもの」道半ばで驚きの低評価

「まず安全ができて、当然できているものだとすれば...」

   この日の記者会見では、鳥取氏が記者の質問を聞き取れない場面が何回かあり、特に最後の質問では、鳥取氏が隣の斎藤氏から内容を改めて聞いて「今聞いた中身が周りにもすごくて、ちょっとびっくりした」と応じた。

   鳥取氏は24年4月に社長就任。質問は、就任から約2年がたとうとする段階で新たな中期経営計画が発表されたのを機に、「これまでの自身の経営を振り返って、100点満点で点数をつけるとしたら」という内容だった。

   鳥取氏は、2年を振り返って

「やはり2年間通して、まず安全問題が非常に多かった。これは私の中で反省すべき点といいますか、大きかったし、かなりここに時間を費やしてしまったところがある。まずはここに尽きると思うので、次年度はこういったことがないように、しっかりやっていきたい」

   点数を言う際には、

「結果......これが(報道に)出るんでしょうね?きっと......」

と迷った様子で、

「まず安全ができて、当然できているものだとすれば、30点くらいじゃないでしょうか......?」

と明かした。5秒ほどの沈黙の後に、司会の沼畑康夫広報部長が

「あの、次回は100点と言っていただけるような会見にしたいと思いますので......」

と引き取り、記者会見は終了した。

   JALでは24年4月に米国、同12月には豪州で、機長が飲酒をめぐるトラブルを起こしている。さらに25年8月に、機長=懲戒解雇=が滞在先のハワイ・ホノルルで飲酒したことが原因で乗務ができなくなり、計3便で最大18時間遅れている。これを受けて国交省は9月10日、JALに対して厳重注意を行っている。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

1 2
姉妹サイト