WBCの1次ラウンドが2026年3月6日から開幕する。強化試合で村上は2試合無安打、岡本も3打数無安打侍ジャパンは初戦で台湾と対戦する。総合力で優位に立つが、決して油断はできない。24年11月に開催されたプレミア12では、決勝で対戦して0-4と完敗。メジャー組が不在でベストメンバーでなかったことは相手も同じ条件だ。近年、急速に力をつけ、「同じグループの韓国より強い」と評する声もある。先制点がカギを握る中で、注目されるのは日本のスタメンだ。強化試合最終戦となった3日の阪神戦は1番・大谷翔平(ドジャース)、3番・鈴木誠也(カブス)、4番・村上宗隆(ホワイトソックス)、5番・岡本和真(ブルージェイズ)、6番・吉田正尚(レッドソックス)とメジャー組が初のそろい踏みした。だが、コンディションに明暗があった。村上は2試合無安打に終わり、この試合が合流後初実戦となった岡本も3打数無安打と快音が聞かれなかった。「大谷も無安打でしたが打席の内容は決して悪くない。村上、岡本はメジャーのオープン戦で試合に出ていましたが、まだ本来の状態ではないかな、と感じました。中軸を担う2人が両方ブレーキになるとなかなか得点が取れない。打撃好調の佐藤輝明をスタメン起用することも選択肢の一つです」(スポーツ紙記者)佐藤は強化試合SB戦で猛打賞5打点、中日戦では3ラン一方、昨年(25年)に本塁打、打点の2冠に輝いた佐藤はバットが振れている。2月22日の強化試合・ソフトバンク戦(サンマリン)で「4番・三塁」で出場し、猛打賞5打点の大暴れ。27日の強化試合・中日戦(バンテリン)でも初回1死一、二塁の好機で、柳裕也の内角低めに食い込むカットボールを右翼席に運ぶ3ランを放っている。長距離砲としての資質は村上、岡本に引けを取らない。大事な初戦で井端弘和監督がどのような打線を組むか注目される。(中町顕吾)
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