「匿名の人が何を言ってんねん」侍ジャパン伊藤大海への誹謗中傷、日ハムOBが怒り...「日の丸背負って頑張ってくれた」

    プロ野球日本ハムの元投手で野球解説者の岩本勉氏(54)が、2026年3月18日にユーチューブを更新し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・伊藤大海投手(日本ハム、28)への誹謗中傷について、「何を言ってんねん」と怒りを示した。

  • 日本ハムOBの岩本氏(本人ユーチューブより)
    日本ハムOBの岩本氏(本人ユーチューブより)
  • 日本ハムOBの岩本氏(本人ユーチューブより)

日本プロ野球選手会は「誹謗中傷を多数確認」

    WBC準々決勝が、15日に米フロリダ州マイアミで行われ、1次ラウンド・プールC1位の日本代表が、プールD2位ベネズエラ代表に5-8で敗れた。日本はWBC6度目の出場で、初めてベスト4進出を逃した。

    日本が準決勝進出を逃したことで、試合後、SNSで日本代表選手への誹謗中傷とみられる投稿が相次いだ。

    中でも、ベネズエラ戦の6回に、逆転3ランを浴びた伊藤に対して、伊藤のSNSに心無いコメントが殺到した。

    このような事態を受け、日本プロ野球選手会は16日に公式Xを更新し、以下のようなコメントを投稿した。

    「WBCの結果を受け、侍ジャパンの選手や監督・コーチ等に対する誹謗中傷を多数確認しています。これまでも日本プロ野球選手会では、選手を守る観点から、発信者情報開示や損害賠償請求、刑事告訴等の法的措置を多数行ってきました。今回の大会では、AIを活用したモニタリングにより投稿の確認・証拠保全を行っており、悪質な投稿については法的対応を含めて厳正な措置を講じます。選手が安心してプレーできる環境づくりへのご理解とご協力をお願いいたします」(原文ママ)

「伊藤君、全然気にしないでいいよ」

    日本ハムOBで、伊藤の先輩にあたる岩本氏は、今回の誹謗中傷投稿に、怒りを隠さなかった。

    「WBCで、伊藤大海が結果、食らってしまったが、そこを任せられたという日本を代表するピッチャーですよ。心ない意見が出ているけれども、何を言ってんねんという話。日の丸を背負って、あれだけ頑張ってくれたピッチャーに対して、という話なの。僕らマウンドに立っていた人間と、プロ野球事情を分かっている人間からすると、そこに大方、匿名の人たちが、誹謗中傷的なことを打つとはどういうことかと思ってしまう」

    そして、「伊藤君、全然気にしないでいいよ」と気遣い、こう続けた。

    「自分に与えられた課題は当然気付いてください。お金を出してもできない、そんな経験をして、しかも痛い思い。これをリバウンドメンタリティで自分の糧にした時には、『あの時の経験が』と、自分の人生の中で誇れるシーンとしてうたえる。打たれて良かったとは言わない。でも、打たれたことに彼の成長があって、チームに貢献する。後にやってくる国際試合で、『あの時の自分がいるから今の自分がいる』と胸を張って言える軌跡を今から作ってほしい」

    スポーツ紙の報道によると、伊藤は16日に米国から帰国し、17日にチームに合流。日本ハムの新庄剛志監督(54)は、27日に行われるソフトバンクとの開幕戦を伊藤に託すことを改めて明言したという。

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