2025年11月に福岡県久留米市の小学校にある学童保育施設で職員が30人の児童らの前で男子児童2人の背中をたたいたり2人の頭を押さえつけて土下座を強要したりしている事件が起きた。2026年3月21日放送の「シューイチ」(日本テレビ系)で、二児の母親でもあるシドニー五輪銅メダリストの田中雅美さんは「児童との間で何があったか詳しくはわからないが、この職員が児童を謝らせたい気持ちの方法が違うのではないかと思った」と話した。学童施設の職員資格はこれでいいのか久留米市の聞き取りに対し、男子児童2人と女子児童にトラブルがあり女子児童に謝罪させたかったと職員は説明したという。その職員は問題発覚後に退職したが久留米市は改正児童福祉法に基づき「虐待」と認定、業務を委託している運営法人に対し再発防止策の実施を要請したという。田中さんは学童施設の歴史がまだ浅いことを挙げ、「学童は学校と家庭を結ぶ存在で、1998年に児童福祉法の改正によって放課後児童クラブというものができあがったが実は職員に資格が必要ではなかった」と指摘。「その後2015年に放課後児童支援員という資格ができたんですけど、各学童に2人いればよくて、あとの他の職員は全員(資格は)必要ないという。子どもたちには年齢層や幅もあるのでいろんな問題も起きると思う。限られた空間なので、学校と家庭と学童がもっと情報を共有して、何か問題が起きたらともに解決していくようにしないといけない」と話した。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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