イランとアメリカの停戦は実現するのか。ここにきて早ければ今週後半にもパキスタンのイスラマバードでアメリカとイランが会談実施の可能性もあるとの報道が出た。一方でイラン側は停戦協議について否定している。2026年3月24日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、小谷哲男明海大教授は「(交渉相手は)革命防衛隊との関係が近い」と明言した。
「イラン側も表で協議をしていることを言いたくない」
羽鳥アナは「(停戦)交渉についてアメリカとイランの話が食い違っているが」と聞く。
アメリカの外交・安全保障に詳しい明海大学の小谷哲男教授は、アメリカの政権担当者に確認した話として「どちらも本当のことを言っていないということですね。トランプ大統領は生産的な協議をしたということだがそこまでのことではない。ただイラン側と意思疎通をしていることは間違いなくて、イラン側も表で協議をしていることを言いたくないのだろう。イスラマバードでの協議については、アメリカ側は準備をしているが最終的にイランの反応を待っている状態」と話した。
「彼はアメリカの交渉を否定しているが、彼が何を言うかではなくてどう動くか」
ハメネイ師の後継者のモジタバ師が表に出てきてないと羽鳥アナが指摘。小谷さんは「アメリカ側が交渉相手になりうると考えているのはカリバフ国会議長で、彼はアメリカの交渉を否定しているが、彼が何を言うかではなくてどう動くかアメリカとしては見極めているところ」と解説した。
羽鳥アナは「なぜこの人物が交渉相手に」と聞く。小谷さんは「革命防衛隊との関係が近く、国会議長という要職でもあり非常にプラグマティックなところもあり、交渉相手の1人としてアメリカ側は考えている」と答えた。
トランプ大統領が交戦の終結を4月9日に設定したという話について、小谷さんは「これはちゃんと把握していないが、トランプ大統領が言ったというのであれば1つの目安であって、この日が過ぎても何も起こらないこともあるし、これを前倒しにすることも今後十分起こりうる話だ」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)