虫歯の治療や抜歯、インプラントなどで使われる歯科用の麻酔薬が全国的に不足している。歯医者さんで「麻酔がない」と言われたらどうする。2026年3月25日の「DayDay.」(日本テレビ系)に出演したタレント陣も痛そうな顔をしながら聞いていたが、専門家は「過度に心配しないでよい」という。主力メーカーでシステムのトラブル発生、現在調整中全国的に在庫不足と指摘されているのは、歯科用麻酔薬の「オーラ注」。安くて効き目が早いのが特徴である。国内シェアは6割近くと広く使われているが、これが供給不足となっている。なぜ不足しているのか。番組がメーカーに問い合わせたところ、2025年9月に老朽化した製造機械を海外製のものに入れ替えた際に不具合が見つかり、プログラムの修正に時間を要しているとのことだった。海外の技術者に見てもらわないと調整が難しい状況で、月に平均6万箱の受注をうけるというが、その需要に生産が追いついていない。近々治療の人、過度の心配は必要ないがMCの山里亮太さんは「歯の治療で麻酔が使えないかもと想像するだけでも恐ろしい」と話す。アンガールズ田中卓志さんは「歯痛って急にくるじゃないですか。僕もロケ中に親知らずが痛み始めて、痛いので涙を流してロケをして、次の日の朝歯医者さんで何とか治療してもらった。そこで『今日、麻酔ない』と言われたら終わりですよね」と話す。アンジャッシュの児嶋一哉さんは「痛みに異常に怖がりの人がいるじゃないですか、うちの妻もめちゃくちゃ怖がりで、もし麻酔がないかもしれないとなると、歯が悪くても行かなくなる可能性もあり、痛み止めとか飲んでごまかして健康的によくない。何とかしてほしい」。山里さんは「近々治療に行く人はどうしたらいいか」と医療ジャーナリストの森まどかさんに聞く。森さんは「過度に心配しすぎる必要はないと思う。影響の出ていない歯科もあるし、別の麻酔薬を使うようになったところもある。治療の内容にあわせて麻酔を確保・調整している歯科医院が多いと思うので、いったん入れた予約を変更したりキャンセルしたりしないようにしてほしい。予約の時に状況を確認してみるのも一つの方法だ」と話していた。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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