プロ野球パ・リーグの元最多勝投手で野球解説者の武田一浩氏(60)が、2026年3月25日にユーチューブを更新し、制球に苦しむ佐々木朗希投手(ドジャース、24)について、「このままダメダメになってしまう可能性がある」との見解を示した。「球の回転にこだわり過ぎない方がいい」大リーグ2年目となる佐々木は、オープン戦で結果を残せなかった。24日に行われたロサンゼルス・エンゼルス戦に先発し、初回は1死も取れずに途中降板。オープン戦の特別ルールで2回に再びマウンドに上がり、この日は計2回3分の0、無安打5失点、2三振6四球2死球の大乱調だった。オープン戦は4試合に登板して、防御率は15.58を記録した。ここまで制球難が続く中、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は、佐々木の開幕ローテーション入りを明言しており、31日(日本時間)に行われるクリーブランド・ガーディアンズ戦の先発に内定している。NHKの大リーグ中継で解説を務める武田氏は、昨シーズンから今季オープン戦までの佐々木に関して、「ボールに少し馴染んでいない感じはある」とし、次のように持論を展開した。「球が速い人は、日本的な考えだと、きれいな回転をしてバシーンと行くのを望むが、滑ったり調子が悪いとそうはいかない。そこはあまりこだわり過ぎない方がいい。いつも160キロを投げなくてもいいわけだから、そのへんのピッチングの考え方とかが、まだ若くて球が速いからそういうふうに思うのだろうけども、大谷(翔平)選手もアメリカに行ってから打たせてとるとか、そういう部分を覚えてきた。ある程度、そういうことも考えていかないと、このままダメダメになってしまう可能性がある。考え方の柔軟性がほしい」大リーグ1年目の25年シーズンは、序盤戦から制球が安定しなかった。5月には右肩インピンジメント症候群により、負傷者リスト入り。9月に復帰を果たすと、ポストシーズンでリリーフとして躍動し、チームの世界一に大きく貢献した。「去年は先発としては決して成功ではなかった」武田氏は「去年はリリーフになってからは良かったが、先発としては決して成功ではなかった」と指摘し、今シーズンの展望について、こう言及した。「コントロールが良くないので、長いイニングを投げられない。ある程度、ゲームをコントロールしないといけないわけだから、球数少なく全力で投げるなら短いイニングしかない。先発で2試合くらいダメだと(リリーフに)代わる可能性もある。またマイナーに行くのかもしれない。契約でマイナーに落とせないならリリーフだろう。(ブレーク)スネルとか復活してきたら、内容の悪い人は外れる可能性がある」25年のレギュラーシーズンは、10試合に登板して先発は8試合。通算1勝1敗、防御率4.46だった。今シーズンは、先発としてローテーションの一角を全うすることができるのか。31日の初先発に注目が集まる。
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