ミスチル桜井和寿の歌は「先に声がある?」、お風呂に入った時の感覚がそのままメロディーになる

浜田省吾、吉田拓郎の曲を聴いていた

   歌詞についてもこだわりがある。

「身近なテーマから始まって、広い視点に広げていく。そうするのがすごく好き。日本の言葉を歌う音楽がいいと思うのは、そういうところ。いきなり冒頭で宇宙のことを言っても、なんだ、この歌はとなるが、そうしないで、『君が持ってる紙コップ』から始めて宇宙まで広げていく。どこまでリスナーのイメージを引っ張って巻き込んで連れていくかというのは、歌詞を作る作家として楽しいですね」

   洋楽はほぼ聴かなかったという。浜田省吾をはじめ、吉田拓郎の曲を聴いていたという。

   「ネガティブ、負の感情ベースというか、どこか内省的なところを(自身の歌に)含んでいるのは僕が聴いていた音楽の影響が多分にある」と話した。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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