アメリカ・イスラエル軍によるイラン攻撃でホルムズ海峡が封鎖されていることについて、2026年3月31日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)でコメンテーターの玉川徹さんは「イランと個別に交渉して通してもらうようにすべきだ」と主張した。
フーシ派幹部は「米国の利益に直結しない限り(日本が)標的となることはない」
1か月近くのホルムズ海峡の封鎖で、日本の国民生活に影響が出始めている。ホルムズ海峡に代わる原油輸送ルートして期待されているバブエルマンデブ海峡について、イエメンに拠点がある親イランのフーシ派幹部がテレビ朝日の取材に対して「侵略行為に関与した国には封鎖せざる得なくなる」と語り、バブエルマンデブ海峡の封鎖を示唆した。「日本は標的になるのか?」という質問には「米国の利益に直結しない限り標的となることはない」と答えた。
インド、パキスタン、マレーシア、中国は個別交渉で通行の承認を得た
玉川さんは「イランの革命防衛隊元司令官のラシード氏やイランのアラグチ外相らも日本に対してホルムズ海峡は通れると言っている。そのための交渉をすれば通れるんです。(世界的な海運情報サービスの)ロイズのリストを見ても、すでにインド、パキスタン、マレーシア、中国はイランと独自に交渉してホルムズ海峡を通るための承認を得ている。さらにタイの首相が明らかにしたがイランと交渉した結果、安全の通過を認めることで合意した」と話す。
そのうえで玉川さんは「日本はなぜやらないのか。アメリカは自分の責任でこうなっているのに日本が独自に交渉して通れるようになったのを通るなと言える立場にない。もしかしたら(水面下で)やっているのかもしれない。やっていないのだとしたらできない理由を国民に明らかにすべきだ。国会で政府に対して、イランと交渉して日本のタンカーがホルムズ海峡を通ることはできないのかと問いただす局面だと思う」と主張した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)