百田尚樹氏、辺野古船転覆事故めぐる過去発言を撤回 「遺族」に謝罪「あまりにも軽率でした」

   日本保守党・百田尚樹代表が2026年4月2日にXを更新し、沖縄県名護市辺野古沖で船が転覆し高校生ら2人が死亡した事故について、過去の発言を撤回した上で、「深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

  • 日本保守党・百田尚樹代表(2017年撮影)
    日本保守党・百田尚樹代表(2017年撮影)
  • 百田尚樹氏のXより(@Hoshuto_hyakuta)
    百田尚樹氏のXより(@Hoshuto_hyakuta)
  • 日本保守党・百田尚樹代表(2017年撮影)
  • 百田尚樹氏のXより(@Hoshuto_hyakuta)

「私の発言を撤回し深くお詫び申し上げます」

   百田氏は2日の投稿で、「辺野古ボート転覆事故 遺族日誌」という表示名のアカウントによるX投稿を引用リポストしていた。このアカウントは26年3月に開設され、辺野古沖船転覆事故で亡くなった武石知華さん(17)の「遺族」だと説明している。

   「辺野古ボート転覆事故 遺族日誌」が4月1日に公開したX投稿では、添付したURL先の文章の中で、「今までに拡散された誤情報」などを指摘。そのうちの1つとして、百田氏が3月18日にYouTube動画で発言した内容を取り上げ、「勝手なレッテルを貼って発信するのは、あまりに不作法ではないでしょうか」などと抗議していた。

   この動画はYouTubeチャンネル「ニュースあさ8時!」で公開されているものだ。動画の中盤で、百田氏が「抗議をするために乗ったわけでしょ?子供たちは」「自分の意思で乗ったでしょ」などと発言。一方で、共演していた有本香代表代行は、百田氏の発言を修正したり、反論したりしていた。

   「辺野古ボート転覆事故 遺族日誌」の投稿を受け、百田氏は2日にXを更新。「引用リプライにて失礼いたします。百田尚樹と申します」と切り出し、「心よりお悔やみを申し上げます」とした上で、「私の発言を撤回し深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

   続けて、「私は第一報からの一連の新聞報道を見て、生徒さんたちが基地反対の気持ちで抗議船に乗ったものと思い込んでしまいました」と説明し、3月18日のYouTube動画での発言について、次のように趣旨を説明した。

「有本香氏が、『基地反対派が知華さんの気持ちを勝手に代弁し政治利用することは許せない』と言ったことに対して、『(基地反対の気持ちを同じくしていた)反対派がそう考えたとしても仕方ないのではないか』という趣旨で発言しました」

   百田氏は「まさか学校側が生徒を騙していたなどとは考えられなかったからですが、真実を確認しないままに発言したことはあまりにも軽率でした」と振り返っている。

姉妹サイト