「取り返しのつかない事態を」...辺野古沖転覆事故の運行団体、謝罪文発表は事故から2週間以上後

   沖縄県・辺野古沖で2026年3月16日に起きた船転覆事故で船を運航していた市民団体「ヘリ基地反対協議会」が、事故から17日経った4月2日、公式サイトに謝罪文を公開した。

  • 沖縄・辺野古沖で船転覆事故が発生した(提供:第十一管区海上保安本部/AP/アフロ)
    沖縄・辺野古沖で船転覆事故が発生した(提供:第十一管区海上保安本部/AP/アフロ)
  • ヘリ基地反対協議会公式サイトより
    ヘリ基地反対協議会公式サイトより
  • 沖縄・辺野古沖で船転覆事故が発生した(提供:第十一管区海上保安本部/AP/アフロ)
  • ヘリ基地反対協議会公式サイトより

「あろうことか私たちがその尊い命を守りきれなかった」

   複数報道によると、16日、平和学習中の同志社国際高校の生徒18人と乗組員を乗せた船2隻が転覆し、女子生徒と船長が死亡した。2隻の船は、普段は米軍基地の移設への抗議活動にも使われていた。

   船は法律に基づく事業者登録がされていなかったことや、海上保安本部が20日、業務上過失致死傷の疑いでヘリ基地反対協議会の事業所などを家宅捜索したことも報じられている。

   ヘリ基地反対協議会は公式サイトで、転覆事故について「取り返しのつかない事態を招きました」として、「何よりもまず、亡くなられた高校生に心からお詫び申し上げます」と謝罪。次のように述べた。

「平和を学び、命の尊さを知るための活動の場で、あろうことか私たちがその尊い命を守りきれなかったことに対し、深く重い責任を感じております」

   続けて、遺族や被害に遭った生徒ら、学校関係者や保護者らにも「筆舌に尽くしがたい悲しみを与えてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

   今後について、同団体は「事故の責任団体として、各機関による事故原因究明に全面協力するとともに、被害者の皆様及びご遺族への謝罪と償いに全力を注いでまいります」とした。また、「私たちから発表できる段階」が来たら事故原因について説明するとした。

   ヘリ基地反対協議会は事故翌日の17日に開いた記者会見で謝罪したが、公式サイトで事故について触れるのは初めて。

   J-CASTニュースはヘリ基地反対協議会に、事故から17日経っての謝罪文発表の理由などについて取材を申し込んだが、期限を過ぎても回答は得られていない。

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