2026年4月8日、「平和憲法を守るための緊急アクション」と題した、戦争や改憲に反対するデモが国会議事堂前で行われ、約3万人が集まった。同日、同様のイベントや街頭でのスタンディングが全国47都道府県の約150カ所で実施され、八王子駅にも主催者発表で約170人が集まった。「戦争反対」「憲法壊すな」といった掛け声に合わせ、参加者たちは反戦を訴えるプラカードやペンライトを振り、平和や反戦を求めて声を上げた。「おもろいことしているな」八王子駅で行われた「平和憲法を守るための緊急アクション」では、参加者の年齢層は高かったが、マイクを持って現状への不満を叫ぶ人は若者が目立った。先日大学に入学したという18歳の女性は「これからも勉強をいっぱいしたい。でも、戦争になると勉強ができなくなるので、それは本当に嫌です」「あと、元カレに戦地に行ってほしくないです」と主張した。また、ガソリン代が高騰している現状への不満を訴えていた19歳の専門学生の男性に話を聞くと、「友達と遊んだ帰りで、たまたま通りかかっただけです」と、もともとデモに参加する予定はなかったようだが、「めっちゃおもろいことしているなと思って」とマイクを持った理由を説明した。もちろん、ただノリでマイクを握ったわけではなく、「自分はバイクに乗るんですけど、一時期ガソリンが180円くらいに上がったじゃないですか。その時に『なんだこれ?』ってなって、それからニュースをよく見るようになりました」と語った。「デモが盛り上がっていることが伝わっていない」夫婦で参加した50代男性と40代女性に、今回足を運んだ経緯について聞くと、男性は「デモに関する報道が全然されていなくて、一般の人たちにデモが盛り上がっていることが伝わっていないですよね。メディアに報じてもらうための一助になればと思って参加しました」とし、女性は「主人に『こういうデモがあるよ』って言われたので」と口にした。続けて、男性は「今日、国会議事堂前でやることは知っていますが、平日夜に行くには遠いですよね。今回のように近場でまたやってくれたら参加したいです」と、各地でデモが開催されることの利点を話した。当日、開始時刻の18時は閑散としていた。だが、その後は人が増え、ペンライトから放たれる明かりも大きくなり、徐々に盛り上がりを見せていった。その一方で、冷ややかな視線をデモ参加者に向けて通り過ぎる人も一定数おり、なかには掛け声に合わせて突飛な動きをして「内輪ウケ」を狙う若者の姿も見られた。(望月悠木)
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