新生活が始まるとナイトワーカーが増えるは本当か 入学早々あるいは退職後に面接へ...夜の店の「思惑」は

「新生活と共に夜職スタート」タイプは長続きするのか?

   求人強化に加えて始まりの季節という華々しい雰囲気が流れているなら、「新生活と共に夜職」なんてスタートを切るのもうなずける。

   ただし、やる気たっぷりの4月、5月の入店も長続きするかは全く別の話。最初からモチベーションが高いならそのまま売れっ子になる可能性も低くはないが、時折憧れが強すぎて玉砕する人もいる。

   前々からSNSを見てナイトワーカーになりたいと熱望し、満を持してデビューした結果、うまくいかない→想像以上にショックが大きく、離職へとつながるケースも頻繁に起きるのだ。肩の力がガチガチに入り、期待が大きすぎるといざやってきた理想と現実のギャップに耐えられないのかもしれない。

   この季節はWワーカーも増えるものの、いざ仕事を始めて生活リズムがめちゃくちゃになり、本業をあっさりとやめるか、泣く泣く副業を手放すことも......。

   早い段階での離脱組は5月末~6月と初夏頃から現れ、繁忙期突入前には相当な数が消えていると思っていい。秋ごろまで続けば御の字で、年末まで在籍すればもはや優秀レベル。そのくらい、都会の歓楽街とは争いも何もかもが激しいのだ。

   「春に何かを始めたい」というのは多くの人が思うので、それが歓楽街の風潮に現れるのは決しておかしな話ではないだろう。始まりの季節はキリが良く、人々の心を活発にさせるため、春=ナイトワーカーが増える法則は納得のいくものかと思う。

   職に就く前にさまざまなデメリット等を考えてほしいが、勇気を持って踏み出したのならあとはもう進むだけ。勝手ながら、新米ナイトワーカーにはめげずに勝利を勝ち取ってほしいとエールを送りたくなってしまうのだ。



【プロフィール】
たかなし亜妖/2016年にセクシー女優デビュー、2018年半ばに引退しゲーム会社に転職。シナリオライターとして文章のイロハを学び、のちにフリーライターとして独立する。現在は業界の裏側や夜職の実態、漫画レビューなど幅広いジャンルのコラムを執筆中。

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