支離滅裂な発言は今に始まったことではないが......
トランプ大統領の支離滅裂な発言は今に始まったことではない。とりわけ領有を主張していた「グリーンランド」をダボス会議で「アイスランド」と何度も言い間違えたことは記憶に新しい。
79歳という年齢や、こうした発言が表面化したことも影響してか、トランプ大統領は何度も認知機能検査を受けており、そのたびに問題がなかったと高らかに宣言してきた。
となれば、単に言葉が軽いだけなのかもしれない。
たとえば2026年3月の日米首脳会談。トランプ大統領は日本の高市早苗首相を「親友」と呼び、熱い握手を交わした。
しかしその直後、SNSでは、
「日本はホルムズ海峡の護衛に一銭も払おうとしない。米兵の命をタダだと思っている。恩知らずだ。彼らが『事情はわかっている』などと言うのは、単なる時間稼ぎに過ぎない」
と吐き捨てる。
彼の好む言葉で言えば国家間の「ディール」なのかもしれないが、一国のリーダーとして、あまりに信頼に欠ける態度ではないだろうか。